論理療法
今日は論理療法というもの。
森田療法の「考え方をあるがまま受け入れよう」の逆のような、「考え方を論理的に変えよう」というもの。
好き嫌いがあるようだが私は結構好きな療法だった。
Rational Emotive Behaior Therapy
略してREBTの原理
簡単に言うと、出来事とそれによって発生する考え方(ビリーフ)を切り離して引き起こされる感情をコントロールすると言うもの。
- 認知(考え方)は感情を決定する
- 痛みを伴う思考が悩みを生む
- 悩みを消すには思考を変える
- 痛みの伴う思考(Irrational Belief)は、諸々の要因が関わって出来上がる
- 痛みは Irrational Belief を自分が自己説得していることに由来する
- 故に Irrational Belief は変えることができる
⒈ 出来事 → ⒉ イラショナルビリーフ → ⒊ 感情・行動(自滅的)
→ ⒉ ラショナルビリーフ → ⒊ 感情・行動(建設的)
出来事は感情を直接引き起こすものではなく、ビリーフによってどんな感情が引き起こされるのかが変わると言うこと。
二つのビリーフ
イラショナルビリーフとは、不健康でネガティブな感情
怒り、罪悪感、嫉妬、不安、うつ、強い欲求不満、羞恥または自己嫌悪、絶望
固定的で「ねばならない」「すべきである」と考えがち
ラショナルビリーフとは、健康でネガティブな感情
苛立ち、自責、羨ましさ、懸念、悲しみ、適度の欲求不満、残念、失望
欲求、希望、必要性、願望など。独断的な「ねばならない」「すべきである」等にはエスカレートしない
問題となる行動を起こす、自滅的なイラショナルビリーフの感情を、「健康でネガティブな」ラショナルビリーフの感情に変化させることで、建設的な行動に変化させる。
その他、包括的論理療法、リフレーミング、論理情動イメージ法、錯誤帰属という心理的療法を習った
しかし、私ではうまく説明できないため齟齬が発生するとよくないので割愛する
今日はここまで