Metamorphosis

躁鬱日常変化の定点観測

無意味な感情、風俗に入ってみようとしたけどダメだった話

今日も無意味なブログを書こう

私にはこれしかできないのかもしれないのだから

 

 

高校からの友人(SDと呼ぶ)と昼間から遊んだ。

昼間からしゃぶしゃぶを食べ、カラオケに行き、SDの希望でパチンコとスロットに連れて行ってもらった。

 

もっぱらパチンコやスロットといったギャンブルには興味がないので普段行かないところに行くのは新鮮だった。

 

スロットではなかなかコツを掴んで、金色の鐘のようなマークだけ揃えるのが得意になった。3回に1回位は揃えられるようになっていた。

 

パチンコはよくわからなかった。

千円を入れ、借りる玉?ボタンを押し、右手のドアノブのようなものを回転させると玉が上に打ち上がってスタートした。

 

みるみるうちに玉が台に吸い込まれて行って、消えて無くなった。

もう一度玉借りるボタン?を押して残りの半分をトレーに出し、右手をひねって時たまはいるゴールとそれと同時に表示されるスロット画面を見ていた。

 

1000円があっという間になくなって、あっけなさすぎてびっくりした。

続きをするのに渋って隣の友人の台を見ていると、その顔が佗びしそうに見えたのかSDが千円札を出して続きをさせてくれた。

 

結局パチンコとスロットで2000円も奢ってもらった。

 

しかしながらこれはあまり楽しくない。

スロットは自分で揃えるというゲーム性があるけれど、パチンコに至ってはただ右手を良い位置に固定したらあとは眺めているだけなのだから。

 

 

その後、男友達だからか、風俗に行こうという話になった。

私が経験人数一人でコンプレックスに思っていると話したからだろう。

 

普段なら笑ってやり過ごすのだけども、朝から500ml4本もストロングを飲んでいたからか、今日帰ってこない妻を思い出したからか「行こう」と返事をした。

 

夕方18時を過ぎているのに、肌にまとわりつくような暑さだった。

 

 

歩いていけば10分もかからない距離にある風俗街に移動するのに30分近くかけた。

 

生まれて初めて無料案内所というところに入った。

小さなへやに、壁に看板が並んでいて、小太りの男性が立っていた。

 

SDが何か目当ての風俗店を言って、「それはやっていない」と言われ、慣れた感じで店を出た。

 

私の決心がつくまで何度か同じところをぐるぐる歩き回りながら、風俗街を散策した。

 

一つのお店に決めてSDから色々と話を聞きながら意を決してお店の戸を開けた。

その店には窓がなかった。

 

 

詳しくは書かないが、店の入り口に女性の写真がたくさん並んでいて、出勤している女性には銀テープのリボンがついていた。

 

お店の男性は身長が高く、茶髪だった。

「指名はあるか」「女の子を選べ」と言われ、ちょっとフリーズしてしまった。

 

SDに指名はしたほうがいいと言われ、はいと答えた後、じーっと一人ずつ写真を見た。

 

(私は何を書いているんだ。。。。。)

 

ようやく一人決めて、支払いを先にしろと言われた時、手持ちのクレジットカードがお店に対応してないとのことで、それなら仕方がないと言って店を出た。

 

本当のところ、人をお金で買うという状況がどうしても飲み込めず、なんだか怖くなってしまった。

 

そしてみんな当たり前のように、自分以外のその場の人々が当たり前のように、女性の写真を見ながらモノのように見ていると思うととても異質に思えて、私にはできないと思ってしまった。

 

 

残ったのは、お膳立てしてくれて親切に案内までしてくれたSDに対する申し訳なさと、30歳になって思い切りのない自分へのふがいなさだった。。。

 

 

その後はSDと別れて、夜の街をふらつこうかと思ったが、見送った後なんだかとても疲れてしまって道端にへたり込んでしまった。

 

しばらく座り込んだ後、おとなしく電車で帰った。

 

今、そろそろ深夜0時近くなる。

妻からの連絡はもちろんない。

 

妻のiPhoneの充電ケーブルはコンセント部分から抜かれている。

昨日月曜日の朝ごはんを買っておこうと買い出しで言った時、一瞬言葉を濁したのを私は聞き逃さなかった。

そのほか泊まれるだけの準備をしていたのだから、泊まらないほうが不自然だ。

 

 

私はどうしたらいいのかわからない。

 

 

SDには、妻の不倫の話はしていない。

もともと妻とSDは比較的親しみを持って交友関係にあるから、その距離感では話せなかったし話すつもりもなかった。

 

性的におかしくなっている私と対照的に、性に活発な妻がいる。

もう誰も信じられなくなっている。

 

私はもう誰の心の中にもいない。

 

明るい1日だったはずなんだけれど、私が暗くしてしまっている。

 

私が悪い。

 

どうしたものか。

 

ツイッターでも、なんか何もいいねと思えなくて、しばらくいいねボタンを押していない。

 

私の気持ちなんて所詮甘ったれたようなものなんだから、もっと身を削るような大変な思いをしてから辛いとか助けてとか言わなければならない。

まだ違う。

まだ耐えなくちゃならない。

 

世界の怖さはこんなもんじゃない。

ここで逃げたら、もっと恐ろしいことになる。

 

そんな気がして、現状維持しようとしている。

 

そして。今日も吐き出し先のない無意味な感情をブログに吐き出している。

 

 

今日はここまで