生きづらさ息辛さ
ヒルナミンが頓服から毎食後服用になってからというものの、鼻が詰まって呼吸をしにくくて仕方がない。
目眩や動悸も増えた気がする。
身体がだるく重く、頭は現在過去未来のあらゆる事を考えてしまい、ひとところに集中できない。
一方で性欲と破壊的衝動をひた隠しにしている。
身体が辛いのに感情の処理に疲れる。
一つの問いかけを受けただけでも、その答えについてとても深く検討してしまい時間がかかりすぎてしまう。
なので、ほとんどいつも「いいよ」と答えてしまう。
よほど許せないことがない限り、なんでも「いいよ」と答えてしまう。
そもそも、許せないことなんてあるのだろうか?
それはきっと、人によるのだろう。
私の自由意志は、薬によって押さえつけられ、環境によって決められている。
自由の余地は細切れの時間と、限られた動作だけ。
あれこれとものを欲しがるが手に入らないので物欲をほぼ捨てた。(捨て切れないものがあるから辛い)
会いたくても会えないしお金もかかるし、なにより全て承認されないと人と会えないから人間関係も捨てた。
ここまで書いてきて微睡んだように死にたくなってきた。
幸せな未来が描けない。
いまこうしてうだうだと悩みや辛さを書いていてもどうにもならないのはわかっている。
本当は泣きたいのかもしれないけれど、涙は気分安定剤で出ないし、口が渇く一方だ。
毎年この時期になると、「用意された」楽しみが一面に広がる。
人は画一的に空を見上げ写真を撮り、ハッシュタグをつける。
私にはどの写真も一緒に見えてしまう(なんて言うと興ざめだろうけども事実)から、1週間も経つとピンク色の胸焼けがしてくる。
例によって、私も家族に連れ出され写真を撮った。
働きアリが一匹だけ我が物顔で花びらを歩いていたので、この花は彼のものだと思った。
私も、私だけのものが欲しかった。