バネの自信
バネはなんで元に戻ろうとするのだろうか。
それは押しつぶされた状態が「本来の姿ではない」捻じ曲がった姿とわかっているからだろう。
ここ数日間続いた妻のネグレクト行為は、何故か終焉した。
一方的にお前は人としての器が小さいと言われ、数発殴られて「許された」??
十年くらい一緒に居て、いまだによくわからない、超暴力的思考。
お前が悪い、私は悪くない。
私はそれでも言い返すことができなかった。
文句のある顔をするくらいで、胸や腹といった内臓を痛めながらベッドの端っこに浅く腰掛けて俯いていた。
自傷をする様子を思い浮かべたり、ここで離婚しようと言ってみたらどうなるかと想像しては凄惨な結末を考えてしまって身震いしてた。
また殴られるのかもしれないと思うと、体の震えが止まらなくなる。
包丁を空想に入れるのは、大変良くない結果になるからやめたいけどいつも浮かぶ。
そういえば昨日の夜、記憶に無いチキンラーメンの過食、記憶に無いツイートをしていた。
酔ってもいないのに深夜にDMを送ったりもしていた。
ここのところ寝る前の夢遊病がひどい。
昼間の私は自覚がある。
しかし、夜の私は、妻が寝るまでは自分を抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて抑えて、妻が寝てから、ちょっと寝られないと死ぬほど怖いタナトフォビアが襲ってきて、とても寝られるような気持ちではなくなってしまう。たまらなくて携帯を見てしまって、ちょっとのつもりが爆発しちゃってるんだと思う。
家族との時間が、ストレスだ。
そしてストレスをとにかく発散しないと、このままではダメになる(今もダメだけど、もっとダメになる)
私の元の位置って何だろう。
言い方を変えると、今、私は潰されたバネのように歪んだ状態なのか、伸びた状態(普通)なのか。
私は人に影響されやすい。
すぐ人の真似というか、同じことしてみたり染まる。
言い換えれば、人のいいところを吸収したいという姿勢。常に新しいことに影響されて自分を変えていきたいという態度だとも言える。
しかし、自分発信のスタイルは特にない。
元の位置、つまり元々純粋な自分の意思というのはわからない。
でも、、元に戻る軸がないということは、軸が変化し続けているということ。
最近は友人やフォロワーさんの影響を受けていることが多いけど、ディズニー好きは妻の影響だし、SFや昭和アニメ好きは母の影響、車や海外に興味があるのは父の影響、考え方はじーちゃんの影響だ。
むしろ、影響を受けずにあった自分の意思ってあるのだろうか。
「アイデンティティがない」のだろうか?
話が逸れた。
つまり言いたかったのは、人の影響を受けやすい私は、その分色んな人の真似をしている。
そして私が出来上がっている。
それはいいことかどうかは別として、特徴みたいなもの。
そして、こっちが厄介なんだけど、「どんな考えも受け入れたい、受け止めたい」と考えてしまうから、妻の超暴力的思考も寛容になってしまう。
自分で考え、心の琴線に触れたものを掴もうとか、自分から何かやろうって行動する事が苦手になっているんじゃないかって事。
これを一言で言えば、「学習性無力感」。
妻に甘すぎる。
私は基本的には優しい。
というか優しすぎて人に対して怒らなくなっている。
怒るという態度を放棄してしまっている。
そりゃ怒るのは気力も体力もいるし効率的ではないと考えてしまうからか。
でもそれではいくら人生があっても時間が足りないのだとも思うようになってきた。
「ただ、いっさいは過ぎていきます。」
私は苦しむ時間より人生を謳歌し、人を慈しむような時間が多い人生を送りたい。
必要なものは、謙虚さと、状況を引き受ける態度、夢。
そして、自信。
どんなに小さなバネでもいいから、自信のあるバネでありたい。