Metamorphosis

躁鬱日常変化の定点観測

「不倫」を許可し合う夫婦

昨日は一日中私の性癖について聞かれて、流石に様子がおかしいと思った。

 

夕方、セックスした後に打ち明けてきた。

 

相手は同僚の取締役で、仕事を一生懸命頑張るが彼女にフラれて自信をなくしているイケメンだそうだ。

 

どんな流れでそうなったのか、どこでやったのか、どう脱がされたのか、どっちからなのか、相手のプレイはどうだったのか、キスはどうだったのか、どこまでやったのか(ゴム無し挿入はしたものの、発射まではいかなかったとのこと)、翌朝どうだったのか、その後どうしていたのか、など詳しく聞いた。

私は「ふーん!」って言ってやった。

 

私は妻に、性癖としてSMや寝とり寝取らせの傾向があると話していた。

 

だから不倫した事を打ち明けてもいいかと思ったのか知らないけど。

実際に寝取られると確かに興奮する部分もあるが、それと同時に心が死んでいくような気持ちになってきた。

 

やっぱり、令和初日の夜、あの夜、帰ってこなかった夜、妻は知らない人とセックスしていたんだ。

 

私の予想は当たっていた。

 

今回の事でお互いの性についての価値観をよく話し合った。

哲学者JPサルトルの結婚後の遍歴の話もした。

そうして二人で出した結論としては、

体の関係や、SM趣味としての関係などは「不倫」の範疇として可とする。精神的にもう依存してて、夫である私、そして妻以上に気持ちが移る「浮気」はNGという境界線をひいた。

ちゃんと調べたら浮気と不倫は違うみたいだ。

 

これに至った一番の理由は、私たちは子供ができない。そして、セックス経験がお互い1人で、性欲が強いのにこのまま経験値が少ないまま一生を終えるのは虚しいという事もお互い認識した。また、私のSMやフェティッシュな異常性癖は妻に全く理解してもらえず、受け入れてもらえなかったため、SMバーとか行ってもいいとのこと。

セックス技術を高める事も理由の一つとして、いわばセフレを許可した形だ。

これからどうなるのかはわからないし、今は「何も変わらないよ、大丈夫」って言い聞かせてるけど、何かが変わってしまったのは確かだし、そこでどうやって生きていくかは私次第。

 

最悪、私みたいな者は離婚して捨てられるのかもしれない。

 

そしたら死のうかな。

 

不安も強い。

 

性的な束縛が無くなったとは言え、言葉ではいいとは言われても、私にはそんなセックスする相手もいないし、自信もないから虚しくなる。

 

頑張って私自身を磨かねば。

 

私は私だ。

 

強くならねば。

 

SM趣味のつながりが欲しい。

 

妻の寝ている隙にこれを書いている。

 

そろそろ終わる。