息抜き
注文したのは「モカコーヒー」
駅から離れていることもあって店内は私のほか3人のお客さん。
英語で会話する二人組と、お店の常連さん一人だ。
会話を聞いているとみんな若い。大学生だ。
コーヒーを飲んで、深呼吸して大きく息を吐く。
日々の恐怖感がまるで嘘みたいに空中に消えていく。
書いているうちにもう3人お客さんが増えた。
自己肯定感が低い毎日が続いていたが、今日は人と話してまだ自分は頑張れると思った。
昔のこと。
私がシステムの法人営業をしていた際に学んだことだが、
「言葉」は言葉のまま、つまり発しただけでは何の意味もない。
しかし、言葉が人に伝わって他人を動かした時、結果として言葉は意味を持つ。
言葉は役割を持つ。
たとえ一人でも、私の言葉で動いてくれる人がいるなら、私の言葉にはまだ力が残っているということだ。
今日はこのあと面談がある。
生きるために言葉の意味を使う。